広尾にある聖心女子大学グローバル共生研究所では、社会に開かれた教育研究活動が行われています。1階の展示・ワークショップスペース ビーハイブ〈Be*hive〉の展示計画と作品展示にメビタマ、ミズタマも関わっています。展示は大きなテーマを決めて2年ごと、その間に小さいテーマで半年ごとに展示替えがあります。
今回の大きなテーマは「難民・避難民」。小さなテーマの第3弾は『アジア・アフリカの難民・避難民』タンザニアにあるニャルグス・キャンプとバングラデシュのロヒンギャ・キャンプに暮らす人々のようすを展示しています。
会期は2018年9月17日(月)~2019年3月15日(金)まで。
会場についての詳細は、こちら http://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/
月~金:10:00am~6:00pm
土:11:00am~4:00pm 休館日:日・祝日・12/23~1/8
その他、臨時の休館となる場合もあるので、「お知らせ」でご確認ください。
入場料:無料
加藤治男「歩く」
紛争などにより不条理な生活を強いられている人々のことを想像するのは容易ではないと思います。
長期化していく難民キャンプ生活。展示からは、困難な状況でありながらも日々たくましく、毎日を力強く生きようとしている姿が伝わってきます。
手づくりボール
立川真理子「New Born」「Children」シャボン版画、コラージュ
シャボンのかたちの跡を写しとったモノプリント。息を吹き、つくられていく球体たちは繋がり合い、命あるかたちに見えます。泡たちは細胞のように、わずかな環境変化にも反応し、かたちを変え、やがて消えていきます。その短い時間におこる小さな物語を繰り返し見ていました。生まれてくるものを愛おしいと感じる。それは、内側から湧いてくる真実だと思うのです。