学校が終わってダダダーッと走ってきました。おっ、やる気満々? かと思いきや、「えーやだー、やんなーい」と言い、アトリエにある布で囲って、せっせと小部屋をつくりはじめました。
なんだか楽しそうです。
「そんなに隠さなくっても見ないってば~」と言うと、「いいの!」との返事。そうですか~。そう言いつつも、まだチラチラっと見えています(笑)「まるでカイコが糸を出して繭をつくってるみたいだなあ」メビタマが言いました。なるほど~そういうことなんだなあ。
布でうまくふさぎ、見えないけれど、子どもたちはくつろいでいる様子。しばらくすると、
ちらり、と手が出ました。
さらに、ちょろりと見えてきました。そのあとに、ばあっ!と姿を現しました。「やった~産まれた!おめでとうー!!」と声をかけると、ニヤリと笑って「なんかつくるー」とこちらへ。気持ちが切り替わった後には、すごい集中力で作品をつくっていました。その作品は後日UPしますね~
アトリエは、何かをつくらなければいけないところではありません。つくりたいと思う気持ちになるきっかけをつくるところです。そのためには、繭の中に入ることも大切な時間なのです。