アトリエまあんのサイエンスアートな日々

アトリエまあんの活動紹介や、日々の出来事を綴ります

風の河 換気法 Wind River Ventilation(A Device against COVID-19)説明図(簡易普及版)

 メビタマ加藤が提唱している「風の河 換気法」の説明図(簡易普及版)です。
この簡易普及版は、既存の施設にだれでも取り入れられるように考えてつくられたものです。

f:id:atelier-maan:20200725155636j:plain

 風の河 換気法 とは、基本的に通常行われている換気方法の進化形です。

この換気法で目指しているのは一方向に風を流すことで、浮遊飛沫が人の周りに長く滞留せずに移動して、最終的に排気されるようにすることです。
今まで通常行われている換気は、密室で窒息しないように酸素供給を目的としています。
 これから作られる新しい公共的建築は飛沫感染対策換気が取り入れられたものになることを願っています。
技法としては外気を取り入れる空調設備での室内への送気と、天井近くからの排気が重要になると考えています。
 通常建物内で自然換気としてボイド、吹き抜けなどを使って対流する空気を上昇させ、最上階の上から排気するやり方も取られています。
 先日実施した、3階建て小学校では、屋上まで続く階段をボイドとして使い、3.5階と2.5階の踊り場の窓に大型送風機を設置して排気しています。窓を閉めた廊下をダクトとして階段方向に風を流し、各教室の廊下側上窓を適度に開けて、教室の窓から入った外気が教室内を通って廊下側へ排出される形になっています。大型送風機による陰圧を利用して校舎全体に通気して、本流と支流のある河のように換気しています。
 上の図は、応急処置的に既存の施設で、一方向に風を流す効果が期待される換気法です。
 町中の建て込んだ建造物では、現在推奨されている30分に1回の窓開け換気では換気量が不充分なことと、毎回の窓開けの労力も負担になります。換気扇(送風機など)を常時動かす方が簡単で確実です。
                            アトリエ まあん 加藤治男