アトリエまあんの活動日記

アトリエまあんの活動紹介や、日々の出来事を綴ります

造形からうまれる物語

 ものづくりに夢中なとき、次に何をしようと考えなくても、自然にどんどんできてしまうことが多々あります。

 こどもたちも、そう。お絵かきも、何かをつくっているときも、気持ちが乗ってくると、イメージがどんどんふくらんで止まりません。その中で架空の登場人物が生まれたり、その登場人物の住むまちができたり。

「ねえ、ねえ、聞いて」そう言って、そのお話を延々と聞かせてくれます。

 そういうときの子どもの目はキラキラして本当に楽しそうで、こちらもうれしくなります。そのイメージに合わせて当初の予定を変更し、造形あそびが脱線していくことはしばしば。気持ちのいい脱線。それは、まあんで一番大切にしていることです。こんなふうにイメージをかたちにして物語をつくれることは、生きる力につながるからです。そうして物語をつくっていったり、ごっこ遊びをしているようすをみていると、造形と物語、造形と演劇の境界はないのだなあと思うのです。

 

夏休みも終わりの8月29日(木)と30日(金)、町田市の市民グループ「ピッピのくつした」で主催している、演劇ワークショップの造形コーナーを担当しました。 

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 1日目は、ある絵本をもとに、そこから想像して登場人物をふやしてもらいました。くつしたのパクパクパペットです。これをつかって演劇ワークショップをしました。

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 この写真は、2日目。あるお話の中の登場人物をきっかけに仮面をつくりました。この仮面さんたち、みんなユニークで面白いですよね~

この仮面さんたちが立ち上がって動き出したら、どんな物語が生まれるのでしょうね。ドキドキわくわくします。

 この2日間の詳しいようすは、リンク欄にある、「ピッピのくつした」代表、武田さんのブログ〈物語とワークショップ〉8月31日の記事をご覧ください。